50周年記念山行記録

 

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三国山・三国岳 一覧 50周年記念山行記録

 

通番24三国山

 

山行記 九州 三国山
登山日
2014年12月6日
登山者
 23期 角谷憲一 24期 笹野成男  25期 岡村隆正
 特別参加 石橋氏 時枝氏 森下氏(博多での角谷氏の知人) 

 

前々からの予定とは言え、まさかの大寒波のこの日に当たってしまった。
博多から車で(途中、角谷氏の博多の知人3名と合流)八女市に入り黒木町を抜け矢部町に。
登山口近くのスペースに駐車し、雪に対しての多少の不安を胸に 10:15準備万端出発。



あまり人が入らないマイナーな山との思いがあったが、登山口からは伐採されて杉の刈り枝が道をふさぎ、藪こぎ状態で山口越を目指した。
道なき道を登ること40分 10:50稜線にたどり着くも依然登山道らしきものがなく、ひょっとして道を間違えたかとの不安がよぎるものの、
尾根伝いに登山道に復帰すべく更に1時間程度右に左に藪こぎしながら山口越えを捜す。行けども戻れども道はなく、
ここにきて全員が遭難状態にあること認識し、取りあえず登山口に戻ることを決意。この時すでに12:20。





登って来た道を自分たちの足跡を頼りに再び藪を漕ぎながら下山。自分たちの車が見えたあたりで本当の登山口を発見。この時既に13:00。
協議の結果、道が見つかった以上再アタックを決意。昼飯は省略し各自が適当に食べながら登ることとし、13:15再アタック開始。
3時間に上る藪こぎのせいで足に疲れがあるが、何と歩きやすい登山道か!






13:50 ようやく山口越に到着。目指す三国山はすぐそこ。ちらつく雪もなんのその。休憩することなく、
 一路頂上を目指す。







14:15ついに登頂成功。994mの山に堂々4時間を費やしての制覇。感じるものがとても大きい山行でした
。遠くには八方ケ岳も見え。取りあえず満足。
予定していた展望のいいと言われる鬼の洞は時間の関係で断念しここでも休むことなく下山。
15:15駐車場に到着。途中の遭難を乗り越え無事6人全員が帰還。
休むことなく、お昼抜きの5時間の山行。とても印象深い山となりました。

三国丘ジャコバンの会員としては恥ずかしい遭難もどき? 
否、会員だからこその困難を乗り越えた、
 三国山制覇でした(笑)